サーバーの設定項目を記録
業務で細かな設定をする必要があったので備忘のため記録する。
設定ファイルの場所
ファイル名 → 「postgresql.conf」
〇配置ディレクトリ
PostgreSQL/[バージョン]/data/の中に配置されている。
LINUXの場合は/var/lib/pgsql/[バージョン]/data
設定内容1(接続数)
〇max_connections
データバースサーバーへ同時接続できる最大数を設定。デフォルト値は100。
注意点
アプリケーションサーバーやwebサーバーより接続可能数は多くする必要がある。
設定内容2(メモリ設定)
〇前提知識
クライアントからの要求に対して、実データであるデータファイルへアクセスしテーブル情報等を取り出す作業は時間がかかる。
そのため、一度取り出した情報等をメモリー上に保存しておき、再度要求があった際にはデータファイルにアクセスすることなく、メモリーからテーブル等にアクセスするための仕組みがある。
そのため、データベースにおいてはメモリーの設定が大切になる。
〇shared_buffers
データベースサーバーが使用する共有メモリバッファのために使用するメモリ量。
具体的な仕事はテーブルやインデックスの一時保存領域。共有メモリバッファにあるデータは高速に処理することができる。
デフォルト値は32MB。
〇work_mem
SQLの実行時にソートやハッシュテーブルの利用のために使われる領域。
デフォルト値は1MB。
〇wal_buffers
PostgreSQLは更新要求があった際、すぐにデータファイルに更新を書き込むわけで無い。理由は前提知識で記載したとおり、データファイルへのアクセスは時間がかかるため、insert・update、deleteなどのトランザクション処理をWALファイルに書き出すまで一時的に記憶しておくメモリーの容量。
デフォルト値は16MB。
もっと前提知識が必要
他にもいろいろ設定したけど、今の知識からしてこの程度しか説明できないので、次回以降もっと長期的にPostgreSQLの構造から記録していく。
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